お金を借りる対策法
生活費が足りない!お金の心配なく安心して暮らすためにも、余分な出費は控えたいですよね。今回は、生活費が足りない人のための節約効果の出やすい方法をまとめています。

生活費が足りない時はどうしたらいい?

生活費が足りない時はどうしたらいい?生活費をあまり多くもらえなかったり、急な出費で1人暮らしの生活費が減ってしまったりすると、どうやって生活すればいいかわからなくなってしまうことがありますよね?

食費や住宅ローンの支払い、通信費など「このくらいかかる」と予算を立てて生活しているはずなのに、何故かお金が残らない。

今は夫の収入で生活費を賄い、妻のパート収入で急な出費に備えているけれど、「今後もっと大きな出費があったらどうしよう」と悩んでいませんか?

そこでこの記事では、FP(ファイナンシャルプランナー)と共に、急な出費についてのお悩みの解決策を探っていきましょう。

みんなは生活費が足りない時はどうしてる?

総務省統計局が2019年に調査した消費支出データを使用して、世帯人数別の1ヶ月の生活費の平均金額を見ていきます。下表は、1カ月の生活費データのみを抽出したものです。外食費、酒類代込みの月平均の食費を示しています。

世帯人数月平均の生活費
単身(世帯人数1人)月平均158,911円
総世帯(平均2.35人の世帯)月平均242,425円
2人以上の世帯(平均2.99人の世帯)月平均282,188円

参考:「家計調査報告 ―月・四半期・年―」総務省統計局

つまり結論としては、1人暮らしで毎月生活していくには最低16万ぐらいは必要ということ。もし根本的に収入が足りないのであれば、今月を乗り切っても来月同じ状況におちいってしまいます。

生活費が足りない時は「収入を上げる」もしくは「支出を下げる」べし

ギャンブルもしない、お金のかかる趣味もないのになぜか生活費が足りないという人は少なくありません。ですが、余ったら貯金に回そうという漠然とした考え方では、毎月決まった額を貯金することは困難です。

生活費が足りない時は、「収入を上げる」もしくは「支出を下げる」のどちらかを優先しなければなりません。

大きな対処法としては4つあります。

  • お金を借りる
  • お金を稼ぐ
  • 物を売る
  • 節約して出費を抑える

    ここからは「収入を上げる」「支出を下げる」両方の対策法を見ていきましょう。

    一時的に生活費が足りない状況をしのぐには

    生活費が足りないとは言え、とりあえず給料日などのお金が入ってくる日まで、なんとか生活しなければなりません、そこで、ここからはまずはすぐに生活費を用意する方法について説明していきます。

    カードローン・キャッシングを利用する

    生活費が足りない時の便利なサービスとして、カードローンのキャッシングはカード一枚でお金を借りることができる金融商品です。

    申し込みやカードの発行さえ済ませてしまえば、近くのコンビニATMで手軽にお金を借りることが出来ます。

    お金を借りる

    大手の消費者金融などのものであれば、申し込んだその日のうちに借りる事ができるのでスピードにも優れています。

    消費者金融と聞くと借金や闇金のような高金利や強引な取り立てを思い浮かべてしまう人もいるかもしれませんが、法律に則って運営されているきちんとした会社なので安心して利用することが出来ます。

     借金した分金利もかかってしまうので、あまり長い期間借りるのには向いていませんが、給料日まで持たせられればなんとかなるといった、予定が立てられる人にはおすすめです。

    会社によっては、初回利用時のみ一定期間無利息などの特約を設けている所も多く、金利無しでお金を借りることも出来ますよ。

    生活費が足りない時は市役所・公的機関に相談を

    生活費が足りない時はカードローンが便利と言いましたが、審査がある以上、全ての人が通るというわけではありません。

    国からお金を借りる

    そのようなときは行政の制度も検討してみましょう。社会福祉協議会が受付窓口となっている「緊急小口資金貸付金」は、その代表例です。

    社会福祉協議会とは各都道府県、市町村単位に置かれている行政主導で作られた非営利の福祉団体のことを言います。

    本則特例措置
    貸付対象低所得世帯被災世帯(低所得世帯に限らない)
    貸付上限10万円以内10万円以内(特別な場合※20万円以内)
    措置期間2月以内は返済なし1年以内は返済なし
    償還期限措置期間経過後8月以内措置期間経過後2年以内
    貸付利子無利子無利子
    連帯保証人不要不要

    生活サポート基金でお金借りる

    • 東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県に住居がある
    • 多重債務などの借金を抱えている
    • 母子家庭になったため子供の学費が払えない
    • 家賃の未払いが溜まっていてこれ以上引き延ばせない

    生活費が足りない時は生活サポート基金でお金を借りることを検討してみると良いかもしれません。

     生活サポート基金はお金の問題で悩んでいる人をサポートするために、2005年に設立された東京都に本部がある一般財団法人です。

    ただし生活サポート基金は、原則として1名以上の保証人が必要です。また、借金の状況によっては「動産や不動産の担保」も求められます。

    このようなデメリットもあるものの、「過去の債務整理でお金が借りられない」という場合は、生活サポート基金に相談するのも検討してみてはいかがでしょうか。

    不用品を売る

    日頃から整理整頓を頻繁にする方であれば違うかもしれませんが、そうでない人はついつい要らないものでも持ったままになっていたりするのではないでしょうか。

    家の中を整理して、使わないものや売れそうなものを探してリサイクルショップに売れば、家がきれいになって生活費が足りない時にお金も手に入るので一石二鳥です。

    時間がない時はリサイクルショップに持っていくのが一番ですが、もし少し待てるような場合はオークションにかけて売ったほうが高く売れます。

    家を整理すると落ちているお金を見つけたり、部屋がスッキリしたりと精神的にも余裕が出たりするので、実践してみて欲しい方法です。

    副業や短期間のバイトをする

    生活費が足りない時に収入を増やすなら、副業やバイトをして稼いでしまおうという人はこちらの方法がおすすめ。

    バイトと言っても長期間のバイトをしてしまうと生活スタイルに大きな影響が出てしまうかもしれないので、日雇いなどの短い期間のバイトを選ぶと良いでしょう。

    今すぐお金を稼ぐなら、方法の一つとして仕事の内容によっても変わりますが、ホワイトよりのアルバイトでも1,2万円でしたら日払いで稼ぐことも十分可能です。

    日雇いバイトの例
    • ティッシュ配り…時給1,000円
    • 交通量調査…時給1,200円
    • イベントスタッフ…日給1~2万円
    • 引越しスタッフ…日給1万円~(件数によります)

    また、物を売るのに比べて、どれだけお金が手に入るか計画を立てやすく借金と違って生活費が足りなくても返さなくていいという利点もあります。

     ただ、比較的肉体労働の仕事が多いことや、多く時間を取られるバイトが多い傾向にあるので、人によって向き不向きが大きく別れる方法です。

    生活費が足りない時に見直すポイント

    実際のところ短期間に収入を増やすという方法は、どうしてもためたお金をストレス発散に使ってしまったりする傾向があります。

    お金がない

    ですから結論としては、まずは稼ぐよりも支出を減らしたほうがお金が貯まりやすいです。ここからは生活費が足りない時に見直すべきポイントを見ていきましょう。

    家計簿でお金の流れを把握して節約意識を高めよう

    あなたは自分の財布の中に今いくら入っているか、きちんと把握していますか?たくさん入っているからよい、少ないからよくないということではありません。

    まったく見当がつかないという人や、思い浮かべた金額と大幅にずれていたという人は要注意。お金の使い方がルーズになっているかもしれません。

    家計を見直したいけれど、何から手を付ければよいかわからないという人は、まずは毎日の支出を把握することが大切です。

    家計簿アプリが便利

    家計簿を毎日つけるのがおっくうな人は、家計簿アプリを導入するのも1つの手です。

    家計簿アプリの中には、レシート読み取り機能のついたものもあります。手入力する必要がなく、スマホのカメラで読み取るだけで自動で入力されるので、ほとんど手間がかかりません。

    また銀行口座やクレジットカードと連携してくれるので、現金をあまり使わないキャッシュレス派の人もお金の流れが把握しやすくなるでしょう。

    家賃を見直して毎月の支出を抑える

    毎月の支出のうちの一番大きな割合を占めるのが家賃ですが、家賃は年収に対して30%を超えてしまうと、家計を圧迫すると言われています。

    具体的には「年収×0.25」が収入に見合った年間の家賃となるため、年収が400万円の方であれば×0.25で100万、それを12ヶ月で割ると月々の家賃は8.3万円までが適正となります。

    家賃の見直しが難しいという人は

    都心部に住んでいて、どうしても適正家賃を超えてしまう。

    そんな場合は、以下を参考にして、家賃以外の毎月の支出を減らして生活費が足りなくなる状況を何とか改善できるように考えてみましょう。

    使い捨てのものは買わない

    生活費が足りない時は使い捨てのものを買い控えることから始めましょう。ティッシュペーパーや除菌ペーパー、キッチンタオルなど生活する中で使い捨ての物は周りにあふれています。

    便利で手軽に使えるという意味では、ついつい手にとってしまうもの。しかし節約を考えた時に「必ず必要か?」というと、なくても生活できるものですよね?便利だと思っていたものを見直してみると、意外となくても生活できることに気づきます。

    ペーパー系の消耗品に限らずマイボトルを1本持参しているだけで1日150円程度は浮きます。1本あたりは少額でも、毎日続くと大きな差となって現れますよ。

    水道代を節約・キッチンの節水をしよう

    キッチンは、トイレや洗面所、お風呂に次ぐ水量を使う場所だと言われています。キッチンでの節水を考えるのであれば気を付けたいことは以下の通りです。

    • 溜め洗いを実践する
    • お米のとぎ汁の活用
    • 食器洗い乾燥機は意外と使える
    • 元栓を締める
    • お風呂の残り湯の有効活用

      水道光熱費は、節水・節電グッズを使ってもよいですが、日々意識することだけでも、使用料を少なくすることにつながりやすいのでまずは節約することを意識してみてください。

      電気の使い方も考えよう

      生活費が足りない時は電気代も見直しましょう。節電の必要性を耳にする機会も増え、日常から節電意識が高いという人もいるのではないでしょうか。

      家電量販店などで販売されている電化製品も、省エネやエコを掲げていることが多く、いかに少ない電力でハイパフォーマンスを発揮できるかどうかが求められる時代ともなっています。

      1. 契約を見なおす
      2. 古い電化製品は買い替えを
      3. 昼間の在宅は避ける

        電気代の節約法の中で最も効果があるのは電力の契約を見直すこと。

         電気やガスなどの光熱費は、一度契約した後は見直すことはあまりありませんが、実はそれが落とし穴となっているかもしれません。これをいい機会として、契約の見直しをオススメします。

        クレジットカードの利用を控えよう

        生活費が足りない時、手元に持ち合わせがなくても買い物が可能なクレジットカードは、とても便利でついつい使ってしまいますよね?

        クレジットカードには便利であることだけでなく、使うことでポイントが溜まるという魅力的なシステムがあります。

        しかし、闇雲に何でもクレジットカードを使いすぎると意外と浪費していることになりかねないのです。

        支出が気付かないうちに膨らみがちな人は、できるだけ借入(ローンやクレジットカード)を抑え、現金主義で家計を改善していきましょう。ポイントを貯めたい場合はデビットカードやチャージして使うQR決済アプリなどの活用してください。

        固定費の支払いはクレジットカードで

        ただし、生活費が足りない時はクレジットカードを控えろと言いましたが、これは全てに言っている訳ではありません。

        例えば、電気代などの光熱費や保険料などの固定費。これらはクレジットカードでの支払いをオススメします。

        電気代の支払いを毎月払込用紙で行っている場合、支払い方法を口座振替に変更することで「口座振替割引」が受けられる場合があります。

         口座振替割引のない電力会社でも、支払い方法をクレジットカードに変更すれば、カードのポイントを貯められる場合があります。

        一度クレジットカード払いにすると継続的にポイントが溜まることから、節約効果にも繋がるので、まだ現金や口座引落しにしているという方はこれを機に見直してはいかがでしょうか。

        生命保険の見直しをしてみよう

        民間の生命保険・医療保険・がん保険などを見直すことも重要です。

        昔、契約した生命保険を当たりまえのように継続していることも多くありますが、ライフスタイルの変化に応じて生命保険もより今の生活にあったものに更新する必要があります。

        保険料は適正額かチェック

        もしもの時の備えとして必要な保険ですが、保険料が高すぎる・適正額ではないことで生活費が足りなくなっているようでは意味がありません。

        一般的に、2001年の自由化以前に契約した保険は保険料が高く設定されていることが多く、同様の内容であっても最新の保険に変えることで保険料を抑えることができる場合もあります。

        掛け捨てタイプなら入院日額5000円のもので、1ヵ月の保険料は一人3000円ほど。ガンや心筋梗塞、脳血管疾患に備えた「三大疾病」の特約も付けてもそこまで高くはつきません。

        ムダな特約をつけていないか

        保険の外交員や保険会社の社員は特約を勧める傾向にあります。それが悪いという訳ではありませんが、生活費が足りない時に何でも契約していたのでは月々・年間の保険料は高くなる一方です。

        特約の中には契約者が損をしてしまうものや、全く意味のないもの、他の保険と内容が重複している場合もあるので、一度本当に必要なものか確認するようにしましょう。

        新聞の契約を切るのもあり

        最新の経済情報を知る必要がある職種であったり、新聞を読むことが毎日の幸せだという人以外は「新聞は何となくあるもの」と捉えがちです。だとしたら、生活費が足りない今、その新聞は必要でしょうか?

        最近ではテレビ欄の情報誌で得ることが出来ますし、インターネットやテレビで最新の情報を簡単に得ることができます。

        新聞を読むことで知識や情報は増えますが、代用することが出来ないか見直してみましょう。

        図書館の利用をしてみよう

        書籍や雑誌はついつい手にとってしまいがちですが、何冊も購入すると意外と高額になります。

        何度も読み返すものであれば購入して手にしたいという気持ちは分かりますが、生活費が足りないなら出来る限りは購入しない方法を探してはいかがでしょうか。

        例えば、図書館や公民館で借りられる書籍で代用することもその方法の一つです。無料で借りて知識もつき、節約もできるのであれば是非取り入れたい方法です。

        生活費が足りない時「格安SIM」への乗り換えを

        生活費が足りない時にもう一つ見直すべきなのが携帯代

        携帯電話会社を大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)から格安SIMへの乗り換えで抑えることができます

        格安SIM会社は、電波塔などの設備費用や人件費がかからないため、消費者に料金を安く提供できます。現在ドコモ・au・ソフトバンクと契約しているけど、毎月の支払いが厳しいという人は特に必見ですよ。

        大手キャリアから格安SIMに乗り換えた人の料金推移
        前→今の携帯会社料金
        ソフトバンク→UQモバイル8,000円→2,000円
        ドコモ→mineo7,000円→2,000円
        au→mineo9,000円→3,000円

        こうすることで、おおよそ月々5,000円~6,000円程安くすることが出来ます。

         ただし、格安SIM会社は電波回線を大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)から買い取ったり、借りたりしているので通信速度が少し遅くなることも考えられます。

        このようなことから通信速度やサービスよりも生活費が足りない時の見直しで、多少の速度には目をつぶるから、とにかく価格を下げたいという人におすすめです。

        自動車に乗る頻度を考える

        地方に住む人にとっては特に移動に便利な自動車ですが「どれくらいの頻度で利用しているか」まず考えてみましょう。

        便利であると同時に自動車を所持するためには維持費がかかります。年間にすると高額となるため、本当に必要かどうかをまず考える必要があります。

        • ガソリン代
        • 自動車保険
        • 車検代
        • 自動車税

        当たり前に毎年払っていても、本当に必要か考えてみてください。自動車を持たないことでその分のお金を貯蓄に回したり、家族でレジャーを楽しむお金の余裕が生まれるかもしれません。

        生活費が足りない時におすすめしたいこと(まとめ)

        生活費が足りない時に節約を考え始めた人に知もらいたいことは、最初に生活のあらゆるところを見直すことから始めるべき、ということ。

        実は、思ってもみなかったことでも始めてみることで簡単に生活費が足りないという悩みが達成できるかもしれません。

        できそうな対処法を全部やってみると、一つ一つは効果が薄いかもしれませんが積み重なれば大きく節約できる様になるはず。

        節約を続けることで余裕が出来た時に貯金をしておくと、何か急な出費があるときに対応できますよ。少しずつ、できそうなことから節約を意識していくと、支出の削減につながるので、取り組んでみてください。